もみじブログ

お葬式あれこれ

娘様の思い

 

葬祭部の杉上です。

 

先日、久しぶりに自宅葬の担当をさせていただきました。

 

初めてご家族にお会いしたのは、事前相談でした。
それまでに別の葬儀社にも相談されていたのですが、提案された内容は、ご家族が思い描かれていたものとは違っていたそうです。

 

お話を伺う中で、娘様からお聞きしたのは
「棺の回りにお花をいっぱいに飾りたい」という思いでした。

 

その言葉を聞いて、私の頭に浮かんだのが“プレミアムホワイト”という生花です。
白色を基調に洋花をメインにした華やかなアレンジです。

 

 

この生花を使ったお別れを提案したところ、大変喜んでいただきました。
お母様を心配されるお気持ちとともに、ご自身が望むお別れを実現できるという安心感も伝わってきました。

 

それから5か月、実際にご葬儀を行うこととなりました。

 

祭壇を設けたのは、ご自宅のリビングです。
決して広い空間ではありませんが、お棺と生花を飾り、必要な物を整えたシンプルな祭壇となりました。
お棺の中には、娘さんがセレクトされたお洋服に着替え、メイクを施したお母様が眠っておられます。

 

親族様をはじめ、ご友人や職場の方々がお部屋に入られるたびに、「とても綺麗」と言葉が上がり、「良いお式だったね」と喜んでくださったそうです。

 

ずいぶん前にお父様のご葬儀を同じように自宅でされた際、お花が寂しく感じられたことが、娘様の心にずっと残っていたそうです。だからこそ、お母様の時には、お棺の回りを花でいっぱいにしてあげたい、そんな思いがありました。

 

ご葬儀を終え、娘様から、こんな言葉をいただきました。
「杉上さんのおかげです、母も喜んでいると思いますし、私も父からの宿題を果たせてほっとしています、ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます」

 

 

大切なお母様のお見送りのお手伝いをさせていただき、ありがとうございました。

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