恩師の言葉
葬祭部の杉上です。
先日、部内の男性がブログに、以前勤めていた会社で師匠と呼ぶ方から、葬儀に携わる者は泣いてはいけないと教わったことから、それにまつわるエピソードを書いていました。
一方、私の恩師は、悲しいときには泣いてもいいと教えてくださいました。
同じ葬儀の仕事でも、教わる人によって考え方が違うのだなと思いました。
もちろん、私もご家族の前で大泣きするわけではありません。
それでも、ご家族の悲しみが伝わってきたり、喪主様の挨拶に心を動かされたりして、目に涙があふれ、ポロっと流れることがあります。
ふと、この「悲しいときには泣いてもいい」という教えは、先生のブログにも書かれていたかな?と思いました。
先生のブログは、たくさんの項目に分かれていて、葬儀の仕事で迷ったときや、こんなときはどうしたらいいのだろうと思ったときに、参考にさせていただくこともありました。
先生が亡くなられてからも、私はブログを通して、先生から学んでいたのです。
久しぶりに先生のブログを開いてみました。
ところが、もう見ることができなくなっていました。
先生の娘さんが、いつかブログを閉じようと考えておられたことは知っていました。
いつかはその日が来ると分かっていたはずなのに、もう先生の言葉を読むことはできないんだ、そう思うと、また涙が出そうになりました。
先生のことは昨年の3月にブログで紹介させていただきました。
もう一度読みたいと思ったときに、先生の言葉を探せる場所がなくなってしまったこと、とても寂しく感じています。
先生から教わったことは、今も私の中に残っています。

