もみじブログ

お葬式以外のお話

お盆だから、お盆だけど

葬祭部 伊藤です。

今年のお盆も過ぎましたね。お盆には、仏壇の前にお供え物を並べたり、お墓参りに出かけた方も多いのではないでしょうか。

「お盆だから、お墓に行かないと」「何をお供えしたらいいんだろう」

そんなふうに、仏事のことを考える機会になったのではないかと思います。

でも、お盆に大切なのは、作法や準備だけではありません。
仏壇の前に座ったとき、少しだけ手を止めて、亡くなった方のことを思い出されたはずです。

一緒に食べたご飯。よく口にしていた言葉。家族で出かけた日のこと。何気ない会話や、笑った顔。
普段は思い出すことが少なくなった出来事も、仏壇の前に座ると、ふと浮かんでくることがあります。
「そういえば、こんなことがあったな」
そんな記憶も、故人様から家族へ残された大切なものです。
お盆は、ご先祖様をお迎えし、供養するための大切な時期です。けれど同時に、家族が故人様を思い出し、話をする時間でもあります。

もし、お墓参りに行けなくても、
実は、たくさんのお供えを用意できなくても、仏壇の前で手を合わせて、「元気にしてるよ」と話しかける。

それだけでも、故人様を思う時間になります。
準備に気負わず、「こんなことあったよね」と笑いながら話す時間も、ご供養になるはずです。

この記事を書いた人