花まつり
葬祭部の杉上です。
お釈迦さまの誕生をお祝いする行事で「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」「降誕会(こうたんえ)」「浴仏会(よくぶつえ)」とも言い、一般には花まつりと呼ばれています。
『お釈迦さまがルンビニーという地の花園でお生まれになったその時に、一面に甘露の雨がそそぎ、生まれて間もないのにすっくと立ちあがり、7歩歩いて右手で上を左手で下を差し「天上天下、唯我独尊」と宣言されたと伝えられています。』(冊子、臨済宗の仏事より抜粋)
花御堂(はなみどう)と言われるお堂の屋根を季節の生花で飾り、お堂の中に甘茶を注いだ大皿を置いて、その真ん中に可愛らしいお釈迦さまの立像をお祀りし、甘茶をひしゃくですくいお釈迦さまにかけてお誕生日のお祝いと法要を行います。
地方または寺院によって4月に行われるところと、5月に行われるところが有ります。
もみじ谷川ホールに1番近い正覚寺様では、4月6日(日)に行われましたので、参加させていただきました。
本堂のご本尊様の前に花御堂があり、ご住職から「思う存分かけてください」とお聞きしたので3回かけました。
この日は夜にかけて風舞流曲技太鼓の奉納もありましたので、花まつり・夜桜・太鼓を檀家の皆様と楽しませていただきました。
※花まつりは、寺院によって初花を迎える新霊供養の檀家さんのみがお参りされる場合もあります。