2026年丙午一白水星
葬祭部の杉上です。
新年のご挨拶として、親しい方やお世話になった方に送る年賀状。
その準備をしながら、「来年の干支は何だろう?」と考える方も多いのではないでしょうか。
干支というと、「寅」や「亥」などの動物を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、実はこれらは干支そのものではなく、「十二支」と呼ばれるものです。
干支とは、「十干十二支(じっかんじゅうにし) 」を省略した言葉で、「十干」と「十二支」を組み合わせたものを指します。
「十干」とは、
甲(こう:きのえ)、乙(おつ:きのと)、丙(へい:ひのえ)、丁(てい:ひのと)、
戊(ぼ:つちのえ)、己(き:つちのと)、庚(こう:かのえ)、辛(しん:かのと)、
壬(じん:みずのえ)、癸(き:みずのと)の10種類です。
もともとは日付や順序を表すための符号として使われていました。
一方、「十二支」は、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種類で、
年を動物になぞらえたものとして広く知られています。
年だけでなく、時刻や方角を表す際にも用いられることがあります。
2026年は、十二支では「午(うま) 」、十干では「丙(へい:ひのえ) 」にあたります。
そのため、この年の干支は「丙午(ひのえ・うま) 」となります。
「丙午」と聞くと、「丙午の迷信」を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
丙午の年に生まれた女性は気性が激しく、夫の命を縮める――そんな言い伝えです。
この迷信は、江戸時代の『八百屋お七』の物語や、「丙」も「午」も火の気が強いことから性格も激しいのでは、という発想が重なり、広まったとされています。
現在では根拠のない迷信とされていますが、1966年(昭和41年)の丙午の年には、実際に出生数が大きく減少するという社会現象も起こりました。
もちろん、丙午生まれだからといって特別な性格になるわけではありません。
穏やかな人も多く、迷信にとらわれる必要はないでしょう。
新しい年を迎え、こうした干支の由来を知るのも、少し楽しいものですね。

