秋祭りと、身内に不幸があったときの過ごし方
葬祭部の板垣です。
稲刈りも一段落し、朝晩は少し肌寒く感じる季節になりました。
秋といえば、各地域で行われる秋祭りを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
秋祭りは、五穀豊穣を願い、その年の収穫に感謝する大切な行事です。
地域によっては神輿が出たり、獅子舞が奉納されたり、家族や地域の皆さんが集まったりと、昔から大切に受け継がれてきた風習でもあります。
そんな秋祭りですが、
「今年、身内に不幸があった場合は参加してもいいの?」
と悩まれる方もおられるかと思います。
身内に不幸があった場合、秋祭りはどうする?
一般的には、身内に不幸があった場合、亡くなられてから一定期間は**「忌中」**として、神社への参拝やお祭りへの参加を控えるという考え方があります。
「忌中」と「喪中」は、似ているようで少し意味が異なります。
忌中は、故人がお亡くなりになった後、身を慎んで過ごす期間です。
一方、喪中は、故人を偲びながら、祝い事などを控えて過ごす期間をいいます。
そのため、「喪中だから一年間、秋祭りに参加してはいけない」というわけではありません。
一般的には、忌明けを迎えた後であれば、神社への参拝や秋祭りへの参加は差し支えないとされています。
ただし、地域の風習や神社によって考え方が異なる場合もあります。
地域の風習も大切に
秋祭りは、その土地で長く受け継がれてきた大切な行事です。
「昔からこの地域ではこうしている」という風習がある場合もありますので、迷われたときは、神社や自治会、氏子の方などに確認してみるのもよいでしょう。
また、ご家族の気持ちも大切になります。
身内を亡くされたばかりで、まだ気持ちの整理がついていないのであれば、無理に参加する必要はありません。
反対に、忌明けを迎え、ご家族も落ち着いているのであれば、故人を偲びながら地域の秋祭りに参加するのも一つの過ごし方だと思います。
故人を偲ぶ気持ちを大切に
冠婚葬祭には、地域や家庭によってさまざまな考え方や風習があります。
「参加してはいけないのではないか」と悩まれることもあるかもしれませんが、何より大切なのは、故人を想う気持ちと、ご家族が穏やかに過ごすことではないでしょうか。
秋祭りの季節には、今年一年の実りに感謝し、来年の五穀豊穣や地域の皆さまの健康を願います。
故人にも思いを寄せながら、それぞれのご家庭に合った形で秋の季節を過ごしていただければと思います。
葬祭部では、ご葬儀に関することだけでなく、法要やお墓、地域の風習など、日頃なかなか聞くことのできない疑問についてもご相談を承っております。
何か分からないことがございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。

