葬儀のお食事はいくつ準備したらいい?
葬祭部の山下です。
葬儀の際、ご親族の皆様に召し上がっていただくお食事。
地域や当家様のご希望によって異なりますが、一般的には、
・お通夜の際のお食事
・葬儀前後のお昼のお食事
・初七日法要後の精進揚げのお食事
など、お食事をされる機会が何度かあります。
オードブルやお寿司盛などの大皿料理を皆様で囲まれることもありますが、最近では、その場で召し上がられない場合に持ち帰ることもできるお弁当を選ばれる方が多くなっています。
当社では、打ち合わせの際に当家様からお料理の必要個数をお伺いし、料理業者さんへ手配します。
そこで、実はご家族が一番悩まれるのが、
「一体、何個頼んだらいいの?」
ということです。
例えば、
「〇〇さんのご家族は来られる。」
ここまでは分かっていても、
「奥さんは?」
「娘さんも来るのかな?」
「お孫さんは?」
と考え始めると、なかなか正確な人数は読めません。
特に、ご親族に広く声をかけてお見送りをされる場合、細かな把握は難しくなるかもしれません。
そこで私がおすすめしているのは、
「ぴったりの数ではなく、少し多めに準備されておく」
ということです。
例えば、必要な数を計算して20個になったとしても、20個ぴったりではなく、2~3個ほど余分に準備しておくということです。
「余ったらどうしよう」と心配されるかもしれません。
しかし、葬儀では、予想していなかった方が当日お越しになるということが、実は珍しいことではないのです。
そんなときに、ぴったりの数しか準備されていなければ、
「どうしよう、お弁当が足りない……」
となってしまいます。
このような場合、当家様は、せっかくお見送りに来てくださった皆様に失礼があってはいけないと感じ、ご自身たちの食事をその親族様に譲られる形になってしまいます。
だからこそ私は、
「足りるかな?足りなかったらどうしよう?」という余計な心配をされなくて済むように、少し余裕を持って準備しておかれることをお勧めしています。
もちろん、余ったお弁当は、ご家族やご親族の皆様でお持ち帰りいただけます。
ですので、「余らせないように、何とかぴったりにしよう」と考えられなくても大丈夫です。
では、どうやって人数を把握すれば良いのでしょうか。
まず、私どもとの初回のお打ち合わせの段階では、
「親族はだいたい20人くらいかな」
という程度のおおよその人数把握で伝えていただければ大丈夫です。
その後、お通夜当日の午前中に最終のお打ち合わせを行います。
それまでの間に、来られるご親族の皆様へ、
「お食事を準備していますので、ぜひ召し上がってください。」
とご連絡をしていただきます。
このときに人数の把握として簡単な「親族様リスト」を作成されておくと便利です。
〇〇家さんは誰と誰が来られるのか、食事の要不要を記しておき、一目見て必要な合計個数が分かるようにしておきます。
このときに
「来られるかどうか、まだ分からない……」
という方がいらっしゃることもよくあります。
その場合は、食事の必要な人数から外してしまうのではなく、必要な人数に入れておかれた方がよいです。
また、小さなお子様がいらっしゃる場合には、お子様向けのお弁当をご用意することもできますので、そういったご要望もお気軽にお伝えください。
葬儀の準備というと、祭壇やお花、式の進行など、大きなことに目が向きがちではありますが、案外こういった細かいこともスムーズに当日進めていくためには必要なことです。
当家様も慣れないことの連続でお疲れになっていることと思います。
できる限りこうした心配事を抱えられなくて済むように、大切な方のお見送りに集中していただけるように私達がお手伝い致しますので、どうぞお気軽にご相談ください。

