神棚
葬祭部の板垣です。
身内に不幸があった場合、ご自宅にある神棚封じを私どもは行います。ここ数年で建てられた新しいおうちですと、神棚がない場合もありますが(ちなみに私の家もありません)、山南町にお住まいの方の大半のご自宅には神棚があるかと思います。和室・台所・外など色々な場所に神棚を作って祀られています。
和室は神様を静かに、かつ格式高くお祀りするのに最適な場所として多く設置されています。次に多いのが台所です。台所には古来より火と水を守る荒神様をお祀りする習慣が残っているからです。
そして外に祀られている場合は「屋敷神(その土地や家系を守る特別な神様)」「お稲荷様(五穀豊穣や商売繁盛)」「氏神様(住んでいる地域一帯を守っている神様)」としてとして祀られています。
神道においては「死=穢れ」とされ、神様が嫌う不浄な状態を指します。その為、神棚に半紙を貼る事で「神棚より向こうは神様の世界なので、死の穢れを入れない」という境界線を作る為の意味があります。
とはいえ、神棚がないご家庭がいけないということではありません。信仰の形はご家庭ごとに違い、神棚はあくまで気持ちを形にしたものです。大切なのは、その方やご家族がどのように神様を敬うかという心であり、神棚の有無が良し悪しを決めるものではありません。

