もみじブログ

お葬式あれこれ

喪主は誰がする?

葬祭部の義積です。会館の周りは稲穂が秋の風に揺れ、空は高く、さわやかな秋の風景が見られます。暑い日も少なくなり、秋の訪れを感じます。

さて、今日は「喪主は誰がするか」のお話です。喪主とは遺族の代表として葬儀を主催し、様々な決定事項を決める役割の方です。似た言葉で「施主」もありますが、施主は葬儀の費用を負担する方の事です。喪主を兼ねた施主の場合が多いです。

喪主を誰が務めることに法的なルールはありません。まず候補として故人様との血縁関係が高い方がされます。ご夫婦の方の場合は配偶者、配偶者が高齢や故人様が独身の場合は、お子様が行うこともあります。娘さんが外に嫁いでいる場合、娘さんのご主人の場合もあります。お子様がいらっしゃらない場合は故人様のご兄弟など様々です。男性か女性は決まりはありませんが、どちらかというと男性が多いです。

そして喪主の重要な役割のひとつが、遺族を代表して参列者へのあいさつがあります。多くは喪主様がされますが、人前で話すのは苦手なかたは親族の他の方に代わりに挨拶をしていただくことも可能です。また司会が喪主に代わり言葉を伝えることもあります。

喪主は大切な役割を担う立場になりますが、一人で何もか決めて行くのは大きな負担になってしまします。ですので、ご家族などの協力を得ながら、葬儀を進めていきます。もちろん葬儀担当がサポートを行いますので、ご安心ください。

 

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