ご葬儀で教えてもらった“サヨナラ”の意味
葬祭部 伊藤です。
私はこの仕事を通して、ご葬儀は辛くて寂しいお別れの時間というだけではなく、故人様に感謝を伝える場、故人様から学んだ事を糧にこれからも生きていく事を誓う時間である事を学びました。
サヨナラを誰かに告げるたびに 僕らはまた変われる 強くなれるかな たとえ違う空へ飛び立とうとも 途絶えはしない想いよ 今も胸に
永遠など無いと 気づいたときから 笑いあったあの日も 唄い合ったあの日も 強く 深く 胸に 刻まれていく
だからこそあなたは だからこそ僕らは 他の誰でもない 誰にも負けない 声を 挙げて ‘わたし‘を 生きていくよと
サヨナラは悲しい言葉じゃない それぞれの夢へと僕らを繋ぐYELL ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ
これは、いきものがかりの楽曲YELLの一節です。卒業式で歌われる曲として知られていますが、テレビでこの曲の背景を知り、実は「本当の旅立ち」や「別れ」の意味が込められていると知りました。大切な人とのお別れはとても悲しいですが、同時に、その人と過ごした日々や教えてもらったことは、これからも心の中で生き続けます。ご葬儀の時間もまた、故人様との「サヨナラ」を通して、残された私たちがこれからを生きていくための、大切な旅立ちの時間なのかもしれません。
私もやっと、20年前にお別れした母に「サヨナラ」と「ありがとう」を言えそうです。

