喪主様、無理をなさらずに
葬祭部 伊藤です。
従妹が喪主を務められ、後日お会いすると、「とても疲れて、葬儀後寝込んでしまった」と話してくれました。
私がお手伝いをさせていただくお式の喪主様も、身内の方の突然のご不幸を悲しいと感じる時間よりも、会葬の方々への対応でお忙しくされている姿がほとんどです。
「ちゃんとした葬儀にしないと」「失礼があったらどうしよう」そんなふうに、不安な気持ちでいっぱいの方が多くいらっしゃいます。でも、葬儀の現場にいる私たちが本当はお伝えしたいことは、「無理をしなくても大丈夫です」ということです。
完璧でなくてもいいのです。「ありがとう」「お疲れさまでした」「今まで本当にありがとう」その言葉を伝える時間が、葬儀の本当の意味だと思います。
また、先日のご葬儀にも小さなお子様が数名おられ、にぎやかでした。私が「よく来てくださいました」と声をかけると、きょとんとした表情でしたが、それで十分です。
ご家族が故人の思い出を話しながら、ゆっくりお花を入れている、そんな温かい時間があればいいんじゃないかと思います
大切な人を、心から送り出す時間です。だからこそ、どうか無理をしすぎず、その人らしいお見送りをしていただけたらと思います。

