葬儀の仕事に向いている人って?
葬祭部の山下です。
最近、「ほどなく、お別れです」のように葬祭プランナーをテーマにした映画が上映されたり、SNSでも感動的な葬儀のシーンが配信されたりと、人の最期に携わる「葬儀の仕事」について素敵な仕事であるとポジティブな捉え方が広がってきていると同時に葬祭業に関わる人たちに注目が集まっているようにも思います。
そこで、葬儀の仕事をするにあたって、どんな人がこの仕事に向いているのだろうかと考えてみました。
私が考えるには大きく2つあります。
1つ目は、「人と話す、関わることが好き」な人です。
葬儀の仕事はやはり第一に接客業です。お客様と関わる、コミュニケーションを取ることから始まります。ただし、話し上手であることや営業トークが巧みであることが大切ではありません。私自身、正直言って人見知りのうえに口下手です(笑)。トークについてはあまり自信がありません。ただ、人と話すことは大好きです。お客様と話していると時間があっという間に過ぎますし、この方のことをもっと知って、この方に喜んでもらえることを提供したいと思います。つまり、大切なことは人の人生に興味があるか、目の前の困っている方を助けたいと思えるか、もしこのお客様が自分の親友であるならば、自分に何ができるかと考えられるかどうかだと思います。
2つ目は、「人の痛みに共感できる」人です。
お客様にとって葬儀を依頼される際の心境や、家族を取り巻く環境は様々だとは思いますが、人を亡くされるということはどんな状況であっても辛く悲しいことです。私達は人が亡くなられたという連絡を受け、葬儀を執り行うことが業務なのでそのことが当たり前になってしまいがちです。しかし、大切な人を亡くされた当家の方にとっては、ものすごく非日常なことが起こっているわけであり、私達は決してお客様の悲しみに慣れてしまってはならないと思います。ただ、人の気持ちを完全に理解することはどんなに経験を重ねても難しいことです。それでも理解しよう、受け止めようとする姿勢を続けることができるかどうかが大切だと思います。
もちろん、1つの葬儀を執り行うに当たっては、様々な知識、滞りなく進める段取りを組めるか、不足の事態にも対応できるかどうかがプロとして大切なことです。ただ、これは経験して一つ一つ積み重ねていくしかありません。
私自身まだこの仕事を始めて3年目ですが、本当に今も毎回毎回の葬儀が勉強です。決して楽な仕事ではありませんし、当然うまくいかないことも多々あります。時にはお客様から厳しいお声を頂いて自分は本当に向いているのだろうかと不安になることもあります。
それでも、私がこの仕事を好きで続けられているのは、ご葬儀後にお客様から「任せて良かった」「温かい時間を過ごせました」「お蔭で良い葬儀ができました」と感謝の言葉を頂ける瞬間があるからです。これに勝る瞬間はありません。この言葉が何よりのやりがいで人の人生に携わることができる素晴らしい仕事だと感じています。
今回は現場のリアルな声をお届けするとともに、葬祭業に携わる人間として、大切なことを考えてみました。少しでも、葬儀の仕事に興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。山南町もみじ市民ホールで一緒に働ける日が来ることをお待ちしております。
