思い出
葬祭部の板垣です。
私の祖父母は父方も母方もどちらも亡くなっています。みんな、私の事を良く気にかけてくれていました。皆さんは身近な人が亡くなるまでに交わした何気ない会話や色々な思い出を覚えていらっしゃいますか?私は、たくさんの思い出があります。
祖父母とは別々で過ごしていたので、休みの日に遊びに行くと一緒に買い物に行って毎回お菓子や玩具を買ってもらい、ご飯もたくさん食べるようにといっぱい用意をしてくれていました。
子供の頃は、それが特別だと思っていなかった時期もありました。
もう時効になりますが、今では法律違反になってしまうミニバイク(50㏄)に祖母と二人乗りをして一緒に近所の駄菓子屋へ行ったことは今でも鮮明に覚えています。
お菓子を買ってもらい喜んで帰ってきた私の隣で、二人乗りをしたことを父と母に怒られ落ち込んでいた祖母がいたから特に記憶に残ったのかもしれません。
祖母からすれば悪気があったわけではないのですが、自分が親になった今では「何かあったらどうするんだ」と怒る両親の気持ちもよくわかります。それ以降は、バイクではなく歩いて買い物に行くようになりました。
そんな祖母は私が中学生の時、病に倒れ帰らぬ人になってしまいました。今のように柏原斎場を利用するのではなく、地元のお墓の横に火葬場があった時代で、火葬場の前で祖母との最後のお別れに泣きじゃくっていた事もしっかり覚えています。
今の仕事に就いてから特にお別れの場を大切にしないといけない!!と思ったのは、このような体験があるからだと感じるようになりました。お別れの場は故人様との最後の時間になりますので言葉で言い表せないかもしれませんが故人様に向けて一言でも良いので話かけてください。その一言に色々な思い出が詰まり、崩れそうな心を、そっと抱えてあげる言葉になるはずです。

