もみじブログ

お葬式以外のお話

忌明け後の遺影写真

毎日寒い日が続きますね。今日は1月15日、松の内も明け、お正月の慌ただしさも少し落ち着く頃となりました。松の内が明けると、年神様はお帰りになり、私たちの暮らしも少しずつ普段の生活へと戻っていくといわれています。

今回は、忌明けを迎えたあと、遺影写真をどのようにすればよいのかについてお話しします。葬儀や火葬の後、ご自宅には「後飾り段」と呼ばれる祭壇を設け、忌明けまでご遺骨や遺影写真をお祀りします。忌明けを迎えると、その後飾り段は片づけることになります。不要になったものは葬儀社が回収し、白木のお位牌はお仏壇に納めます。

では、後飾り段に置いていた遺影写真はどうすればよいのでしょうか。実は、決まった正解があるわけではなく、いくつかの考え方があります。多くの葬儀社では、一般的な「四つ切サイズ」と、小さめの「キャビネサイズ」の遺影写真をお渡しします。お部屋のスペースに余裕がない場合は、キャビネサイズだけを飾っても十分です。

ひとつ目は、鴨居に掛けて飾る方法です。
仏間のあるお宅では、鴨居に遺影を掛けて並べる、昔からの飾り方があります。ただ最近では、仏間のないご家庭や、仏間があってもあえて飾らないという方も増えてきました。

ふたつ目は、お仏壇のそばに置く方法です。
仏間がない場合でも、お仏壇の近くに遺影を飾って差し支えありません。お参りの際に、故人様のお顔を見ながら声をかけることができます。ちなみに私は、両親のキャビネサイズの写真をお仏壇の近くに置き、朝夕のお参りのときに、そっと話しかけています。リビングに置いても大丈夫です。

そして三つ目は、無理に飾らなくてもよい、という選択です。
遺影写真は、必ず飾らなければならないものではありません。処分するという方法もありますが、写真をそのままゴミに出すことに、心が痛む方もいらっしゃると思います。そんなときは、葬儀社などで行われる人形供養の際に持ち込むという方法もあります。当ホールでは、年に2回(6月と12月)人形供養を行っております。

ご家族のお気持ちや、暮らしに合った形で、無理のない方法を選んでいただければと思います。

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