マンション アパートでの安置
葬祭部の門脇です。
山南町はアパートやマンションが少ないのであまり聞かれることはないのですが、私が加西で働いてるいるときには事前相談でよく「今住んでいるのがアパートの〇階なんやけど、そこに病院から安置ってできるんですか?」という質問がありました。
基本アパートやマンションへの安置は可能です。どのマンションやアパートもある程度はそういうことも想定して作ってあります。
エレベーターがないところに関しては階段が広めに作ってあるので、男手はいりますが棺・ストレッチャー共に通る事ができます。
エレベーターがある場合はエレベーター内に「トランクルーム」というスペースがあり、そのドアをあけると棺や搬送用のストレッチャーのような大きな物も積めるようになります。

ただ、エレベーターの場合は注意しなければいけない事があります。それは管理人さん・大家さんにトランクルームの鍵を預かっておくことです。大体のところは普段は勝手に開けられないように鍵がかかっています。
私の経験で一度あったのが、マンションの7階で男性の方が亡くなられ、すぐにそこからご実家へ搬送することになったのですが、急な事もありトランクルームの鍵がなくエレベーターが使えませんでした。一応それも想定し、その時出勤していた男性スタッフ3人でお伺いしていましたので、階段から降ろさせていただく事にしました。
ですが、本来はエレベーターを使用することを想定して設計してあるので階段は狭く担架での移動は無理でした。持ち手のついた担架用のお布団で移動することに決めましたが、故人様が男性ということもあり、男3人でも故人様を気遣いながら階段をおりるのは本当に大変でした。
持ち手のベルトが食い込み、手のひらがかなり痛かったのですが、途中で休憩することもできず「降りるまでこの痛みに耐えられるだろうか…」と内心とても不安でした。
なんとか降りてきて、そっと手を見ると紫色に変色していました。
ただ、ご家族はなんとしても故人様を実家に帰してあげたい。と思っておられたので大変喜んでいただけました。
ご家族の願いを叶えることが出来て、私も嬉しかったです。
私たち葬儀社は出来る限りご家族のご希望に添えるようにしたいと考えています。アパートやマンションだから無理と思わず一度相談していただく事をオススメ致します。
