ご自宅での通夜式について
葬祭部の山下です。
時代の変化によって、現在では通夜式・葬儀式ともに会館で行うことが多くなってきました。しかし、葬儀式は会館で行っても、通夜式はご自宅で行うというお家は、決して珍しくなく、よくあることです。
(※地域によって通夜式自体の有無の違いはあります。)
ご自宅で通夜を行う場合の理由としては、
・故人様が長らく病院や施設におられた場合は、せっかく帰ってきたお家でゆっくりさせてあげたい。親族みんなで囲んで賑やかにゆっくり過ごしたい。
・元々、故人様が生前、ご希望されていた。
・自宅で通夜式を行うことで少しでも葬儀費用を抑えたい。
などの理由が挙げられます。
確かに、上記のようなご希望を叶えるには、自宅での通夜式が適しているかと思います。
ただ、会館では通夜での食事の準備や片付け等は全てスタッフが行いますが、ご自宅での場合は全て当家の方や親族様が食事やお飲み物のお世話をしないといけないということ、
また親族様の人数が多いと、ご自宅の仏間や和室の場所が限られていということもありますので、少し手狭になってしまうという点も懸念されます。
上記のような心配事がある場合は、会館で通夜式をされることをおすすめします。
また、儀式的なことはせず、葬儀前日の通夜にあたる日はただ、家族でゆっくり過ごせたら良いという希望の方もいらっしゃいます。
その場合は、菩提寺等宗教者様とご相談のうえ、お寺様は来られず、式をしないという形を取ることもできます。
最後に自宅でお寺様を迎えての通夜式を行う場合の準備についてご説明いたします。
まず、担当スタッフが式前にご自宅に伺い、仏間に簡易祭壇(三段)を設営させて頂きます。ご自宅に掛け軸がある場合は、それも掛けさせて頂きます。
遺影写真やお寺様の書き物(位牌など)をお持ちして祭壇に設置いたします。祭壇前にお棺に入られた故人様をご移動し、枕飾りで使用した経机を置き、お寺様がお作法できるように致します。また、ご焼香についてもこちらでご準備を致します。
ご当家様にしていただきたいことは、まずお寺様用の座布団、親族様が座るお席の準備です。親族様のお席も基本的には座布団を並べていただく形になりますが、座るのが難しい方には椅子をご準備される方が良いと思います。
また、仏間だけでは人数的に座り切れない場合は、ふすまを開放して、和室やリビングも続きで座れるようにしていただく工夫が必要です。
あとは、祭壇に並べる御膳です。御膳の食器はこちらでご準備いたします。
並べ方もご説明いたしますので、ご安心ください。
基本的には、ご飯、煮物、汁物、香の物、お茶もしくはお水になりますが、中々お忙しい中で準備するのも大変かと思います。その場合は、スーパー等で市販の仏膳セットを購入いただくと、お湯を掛けるだけで準備ができますので便利です。
ご飯については白米を1合炊いていただき、故人様が使われていたお茶碗に(なければ他の器でも結構です)2杯分ついで山盛りにし、そこにお箸を垂直に立てるといういわゆる一膳めしを作っていただくよう案内します。
また、お寺様は縁側から出入りされますので、荷物等が置いてありましたら、通り道を開けておいていただくようお願い致します。
地域や慣習によって異なる場合もありますので、あくまでも一つの例としてご参考にしてください。打合せの際にスタッフがその都度、ご案内いたしますのでご安心ください。
上記のように、通夜式ひとつとっても、行う方法というのは様々あります。
当家の方のご希望に沿えるように、こちらからご提案いたしますので、何でもご遠慮なくご相談ください。
