年末年始のご挨拶

葬祭部の広田です。

喪中の方に対して「あけましておめでとうございます」と言うのは失礼とされていることは、皆さんご存じだと思います。

理由としてはその当家にとってはまだ故人を偲ぶ期間だったり、当家がお祝いに対して慎んでいる時期なので「おめでとう」という言葉が似つかわしくないからです。

そういう時は「本年もよろしくお願いします」といったように「おめでとう」のワードを使わずに挨拶しましょう。

そして年末の挨拶ですが、こちらも同じように考えて挨拶を控える人がいますが「良いお年をお迎えください」は実は何も問題はありません。

ごく最近お葬式があって、まだ忌中の方に「良いお年」というワードを言うのを憚られる場合は「寒さ厳しき折、ご自愛ください」や「本年も大変お世話になりました」などのお身体を気遣う挨拶や、本年中にお世話になったことに対しての挨拶を使いましょう。

そして忌中のかたが神社に行くことは避けたほうが良いとされていますので、まだ忌明けしていない方は初詣も遠慮するほうが無難かと思います。

忌明けしている場合、神社への参拝は問題ありませんが、神社へ行くこと自体がお祝い事と捉える人や地域もあるので確認することをお勧めします。