突然のお葬式
葬祭部の杉上です。
入院されたと聞きお見舞いのために遠方から帰ってこられ、予期せぬことにお葬式になってしまわれたご家族様から服装のことを質問されました。

突然のことであれば、地味な平服で華美なものは避け、黒か濃紺、グレーなどでまとめても良いと言われていますが、家族であれば喪服を用意した方が無難です。
小さなお子様も大人ほど厳密な服装マナーは求められませんが、場にふさわしくない服装は避けるべきです。
例えば、赤やピンクなどの明るい色、大きな柄やキャラクターのデザインが入ったもの、光沢が目立つものは避けて、“落ち着いた印象”を基準に選びましょう。
葬儀告別式は故人を静かに偲ぶ厳粛な場であり、服装や持ち物には特別な配慮が求められます。特にNG!なことを挙げてみました。
・靴下、ストッキングも黒が基本。
素足はもちろん素足が見えるような足首までの靴下はNGです。
・アクセサリーは結婚指輪以外の指輪は外すのが無難。一連のパールネックレスが基本で
それに合わせたイヤリングやピアスはOKですが、ゴールドや宝石類はNGです。
・コートは基本フォーマルコートです。毛皮や革製品はNGです。
・光沢感がある素材、エナメルやスエードなどのバックや靴はNGです。
・ハンカチは基本は白です、柄物はNGです。
急な場合でも最低限の準備をすることで、失礼のない装いを整えることをお勧めします。
私たち葬儀従事者も同じように心がけます。
