もみじブログ

お葬式以外のお話

葬儀での注意点②

葬祭部の門脇です。

前回の記事で葬儀でのご遺族とご親族の間におこる注意点①②③ 3つの内①を紹介しましたが、今回は②の供物についての私が聞いたことがある愚痴や不満などを紹介していきたいと思います。

1,一番よく聞くのは、ご遺族から供花をお願いする しないの事です。するしないについてはどっちもの不満をお聞きします。お願いをされたご遺族の場合親族からは「お花をするように強制された」「聞かれたらしないとは言えないので困った」などお聞きします。逆にしなかった場合では「してくれているものだと思ったのに通夜にいったらしてくれていなかった」「何も聞いてくれなかった」などお聞きしました。どっちにせよ言われる場合があるので親族の供物のとりまとめは難しいものです。じゃあどうしたら?と思われるかもしれません。正直ご遺族からは言いにくいものです。なので、一番は故人の本家や兄弟などご遺族が言いやすい方にお願いし、取りしきってもらうことをオススメ致します。

2,最近はさすがに言われる方はほぼいませんが、名札の順番が「〇〇さんより後ろになってる」など順番についてのクレームです。私が葬儀の仕事を始めたくらいは本当にそこはシビアでした。その順番を確認するためにいろいろな親族さんに裏どりを行い親族の年配の方のOKを頂いてもらっていたくらいでした。

3,葬儀全般でも言えますが、地域、地域での常識が違うので他の市町村からこられた親族さんによる別地域での常識を元に文句を言われるお客様もおられました。例えば「一番近い人は文化花環をするのが当たり前やのに 出てない!」など「提灯より内側に供花アレンジを一番近い人がしないといけない」など私でも初めて聞く事など多々でてきます。その場合は担当が「準備させていただくことは可能なのですが、この地域では皆様こうされておられます」とだけご遺族にかわり説明させていただきます。

 

 

2,3は最近ではもうだいぶ少なくなってきています。しかし、1に関しては昔より親族間での付き合いなども疎遠になっている部分もありそういった愚痴や不満は増えてきたように思えます。こういったことを防ぐには言いやすい親戚さんに協力を仰いで頂く又は葬儀社の担当にご相談ください。

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