もみじブログ

森田石材店 葬祭事業部

葬祭部の杉上です。

 

10月になり朝晩が過ごしやすい時期になり、夏の暑い中の葬儀を思い出すと有難い季節になりました。実りの秋を迎え、今年はどの家も柿が生り年のようですね。秋は五穀豊穣への感謝を込めて、市内のあちこち(日本中かな)で秋祭りが開かれますので楽しみです。

 

そんなことを考えていて気が付きました…葬祭…って、

祭りの字が入っているやん!

これはどういうことだったんだろう?と思い今更ですが調べました。

 

「冠婚葬祭」という言葉がありますよね。これは人生の大きな節目を示す言葉です。
冠 … 成人の儀式(元服・成人式など)
婚 … 婚姻の儀式(結納・結婚式)
葬 … 死の儀式(葬儀・埋葬)
祭 … 祖先を祀る儀式(法事・お盆など)
「葬祭」とは、一つの言葉のように使われますが、本来は「葬」と「祭」という別々の意味を持つ儀礼を表しています。
そして私が気が付いた「祭」というのは、神様や仏様に限らず、亡き家族やご先祖を祀ることをも指します。しかも日本では、故人が時を経て神や仏に昇華していく、独特の宗教観を持っています。
葬儀は「葬」であり、時間が経てばそれは「祭」に変わっていく。だからこそ「葬祭」とは、人の死と、その後の祀りをひと続きにとらえた言葉、ということが分かりました。

 

葬儀だけではなく後々のことをアフターフォローとしてお手伝いさせていただいている部署なので、私たちは“森田石材店葬祭事業部”なんですね。

 

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