神式の葬儀
葬祭部の義積です。毎日暑いですね。
先日神式の葬儀の依頼が当ホールで行われました。当ホールでは割仏教のほか様々な宗教のご依頼をいただいています。どちらかというと仏教が多いのですが、神式の葬儀もゼロではありません。参列する方からも不安に思わて問い合わせがありました。
質問①「ネクタイは白色ですか?」
答えはNGです。白いネクタイを使用する場合はあくまでも慶事の場合のみです。神道において、白色は「神聖」を意味し穢れの無い状態を表す意味がありますので、イメージと白色のネクタイが浮かんだのかも知れません。
質問➁「香典の表書きはなんて書きますか?」
袋は無地が白黒もしくが双銀のもので、上には「御玉串料(おたまぐしりょう)」または「御榊料(おさかきりょう)」と書き、下には普段と同じようのにフルネームを書きます。たまに袋に蓮の花が入った者がありますが、蓮は仏式用なので、神式では使用しません。
質問③「数珠は要らないと人に聞いたのですが、本当に要りませんか?」
要りません。普段葬儀といえば必ず持参するものなので、なんだか不安になりますよね。でも使用しませんので不要です。
上記のような質問を受けました。また葬儀中には仏式「焼香」はなく、玉串奉奠が行われます。故人様の霊が安らかであることを祈ります。作法の仕方は式前にスタッフから説明があるのでご安心ください。神社への参拝と同じ「二礼二拍手一礼」の作法が一般的です。ただし、両手を打つ直前で止める「しのび手」で行います。
宗派に関係なく葬儀は故人様の最後のお別れの大切なお時間ですので、少し作法を間違えても構いませんので、4かたぐるしく思わず、ご参列ください。ご不安な点があればスタッフにお尋ねください。