もみじブログ

仏教・仏事

施餓鬼

葬祭部の門脇です。

お盆が近づいてきているので私たちもみじスタッフはお客様の家に行き、お盆の飾りやお返しの事をお話しています。その中で良く聞かれるのが「施餓鬼に寺にきてくれっていわれたんやけど、施餓鬼ってなに?」という質問です。

仏教には六道という6つの世界があり、その中の一つに餓鬼道があります。 生前、強欲で嫉妬深く貪りの心にとらわれている人が、この餓鬼道に落ちて餓鬼になると言われています。

餓鬼は食物や飲物を手に取ると火に変わってしまうので、常に飢えと渇きに苦しみ決して満たされることがないとされます。



その餓鬼に1年に1度食べ物など施しを与えるのが施餓鬼になります。ここら辺の地域では初盆になる方が集まりますが、他ではそういった方以外も集まりお寺様の説法を聞いたり一つのイベントととしてされるところもあります。私も一度京都のお寺に見に行かせて頂いたことがあります。その時に施餓鬼とはどういうものなのか教えて頂き勉強になりました。他に楽しいお話も聞けました。皆様も一度行ってみられる事をオススメ致します。

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