故人様の人生を共有するということ
葬祭部の山下です。
先日、ご葬儀を担当させて頂いた故人様は、とにかく人と関わることが大好きで誰とでもすぐに仲良くなられていた、また旅行等お出掛けも好んでよく行かれていたというお話をお聞きしたことから、
「想い出の写真を式場に飾りませんか?」と提案させていただきました。当初打合せでお預かりしたお写真に加え、葬儀当日はたくさんの写真を持ってこられ、ご友人との旅行や同窓会の写真、そしてご家族の集合写真など、こちらが用意したボードに当家の方の手で思い思いに貼っていただきました。
ご親族様はもちろん、会葬された自治会の方やご友人の方が足を止めて写真をご覧になり、想い出話に花を咲かせておられる様子が印象的でした。
葬儀としての儀式はもちろん大切なのですが、儀式を行うということだけでなく、こういった場で写真をご覧になって故人様の知らなかった側面を知って頂いたり、想い出話をしていただいたりと、故人様の歩んでこられた人生を振り返って、皆さまで共有していただくことも供養として大切なことではないかと私は思います。
もみじ市民ホールでは、この写真の展示をするボードの貸出しについては別途有料になりますが、こういった想い出コーナーとしてのスペースは自由に使って頂くことができます。
たとえば写真の他には、故人様が作成された作品や表彰状、また想い出のお衣装やユニフォームがあれば展示することができますので、より故人様らしさが出る空間がつくれるように私達スタッフもお手伝いいたします。
式場に飾りたいものがある、こんな空間にしたいというご希望があれば、ご遠慮なく何でもご相談ください。