もみじブログ

私の身の回り

石の上にも三年

葬祭部 伊藤です。

48歳の時に葬祭の仕事がしたい!と思い立ち、転職して3年が過ぎました。「石の上にも三年」でしょうか。まだまだ至らないことばかりではありますが、この仕事の奥深さを少し理解でき始めたのではないかなと思っています。

皆さんも先程の「石の上にも三年」はよく耳にすると思いますが、この言葉の本来の由来をご存じでしょうか。
言葉の意味は、冷たい石の上でも3年も座り続けていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえです。

ただ「三年」は具体的な年数ではなく「長い期間」を指しています。「どんなにつらくても、3年は耐えて続けるべき」とか「辛くてもすぐにやめてはいけない」というような、いわゆる根性論ではありません。

由来は諸説あるようですが、インドと中国の逸話が有力な説と言われていますので簡単に紹介します。
インドの逸話は、80歳のご老人が、出家し3年間石の上で一度も休まず座禅をし続け、厳しい修行の末、悟りを開くことができた。
中国の逸話は、9年間も壁を向いたまま誰とも話すことなく座禅をし続け、悟りを開くことができた。 というものです。

この2つの逸話が元となり、我慢強く続けていれば成功できるという「石の上にも三年」ということわざが生まれたようです。
私も今まで続けてよかったと思っていますし、これからも続けたいと思っています。そして、もっともっと奥深く知りたいと思っています。
50歳を過ぎましたが、探求心と向上心を持ち続け、皆様のお役に立てるよう、成長したいと思う毎日です。

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