思い出の詰まったご自宅で・・
葬祭部の義積です。6月に入りツバメが飛び交う季節になりました。もみじの駐車場の隣にある電柱にはカラスの巣が出来上がりました地上からは見えないですが、きっとそこでヒナがうまれるのではないかと思っています。鳥も子育てに忙しい季節ですね。
さて、今日は自宅葬についてお話します。昔は葬儀会館が無い時代は自宅葬が当たり前でした。現在は全国にたくさんの葬儀会館ができ、多くの方は葬儀会館を利用されます。当ホールの葬儀を依頼されたかたの大半もホールでの葬儀を依頼されました。しかし今でもご自宅葬を希望される方もいらっしゃいます。
先日、自宅葬を希望されたご遺族は、故人様が施設に長期間は入られていたため、自宅に帰りたいと望んでいた故人様を想って、「慣れ親しんだ自宅ら送り出してあげたい」という考えで選ばれました。また別の方は「お父さんが建てた家なので、この家から出してあげたい」と自宅葬を希望された方もいらっしゃいました。そして自宅葬にはメリット・デメリットがあります。
メリット
・思い出がたくさん詰まったご自宅で最期のお別れができる
・時間を気にせず故人様のお別れの時間をとることができます
・ご近所の方がお参りしやすい(特に高齢者の方)
デメリット
・参列者の対応を、ご遺族がしないといけない
・お寺様の控室や駐車場の確保
・ご近所への配慮が必要
・暑い季節や、寒い季節には特に宗教者や参列の配慮が必要
※デメリットはありますが、葬儀社の対応でカバーできる部分はあります。
葬儀をする場所は会館、会館のほか寺や公民館などほかにも選択肢はあります。それぞれに条件やメリット・デメリットがあります。