男性の喪服について
2021
01/20
葬祭部の広田です。
今回は礼服や喪服についてです。まず礼服とは何かというとお葬式、結婚式、入学式など冠婚葬祭全般で着用することができるフォーマルウェアの事と一般的に言われています。そしてブラックフォーマルが冠婚葬祭の「葬」に特化した弔事用、喪服と考えるが一般的だと言われています。こういった礼服や喪服は普段のお仕事には着ていくことが出来ません。普段来ているスーツと喪服は何が違うのかというと、同じ黒色でもスーツは「黒」、喪服は「漆黒」そして光に反射しづらいといった特徴と違いがあります。ですので会葬する場合はスーツはいくら黒色でも喪服とは違うので葬儀の場に似つかわしくないという考えが一般的です。しかし皆さん喪服持ってますか?私は持ってません。30代以下の男性が喪服を持っている割合は50%もないそうです。「じゃあ喪服が無いから葬儀には行かない」なんてことは言わないでください。そういった方は黒のスーツを着てきてください。私が喪家なら「仕事中急がしいのに来てくれたんや」または「仕事終わりに駆けつけてくれたんや」とうれしい気持ちになります。そもそも私の捻くれた考え方かもしれませんが、「スーツは葬儀に着て行ってはいけないから、それ専用の喪服が必要です」っていうのはアパレル業者のポジショントークのような気もします。葬儀に会葬する場合には偲ぶ気持ちがあれば十分です。