夫婦の遺影

葬祭部の杉上です。 以前、担当した家で1年の間に2回、お父さんとお母さんの葬儀を行ったことが有ります。二人の遺影写真は、東京にお住いの息子さんのところへ遊びに行った時の物を使われました。1枚の写真から2枚の遺影写真になり… 続きを読む 夫婦の遺影

天冠

葬祭部の杉上です。 最近はあまり見なくなりましたが、子供の頃にテレビやマンガで幽霊と言えば三角の白い布が額に付いていました。 この三角の白い布は天冠(てんかん、てんがん)と言って、死に装束の一部です。「経帷子(きょうかた… 続きを読む 天冠

長女の気持ち

葬祭部の杉上です。 普段から涙もろい私、仕事中は感情を抑えて涙をこらえることが多々あります。 先日、担当した家は二人姉妹のお父さんの葬儀で、自分の立場とよく似ていました。喪主は長女さんのご主人。日々、お父さんのお世話をさ… 続きを読む 長女の気持ち

焼香

仏式の通夜、葬儀・告別式には必ずご焼香が行われます。 ご焼香とは、仏や故人に向けて香を焚いて拝むことを言い、心と身体の穢れを取り除いて清浄な心でお参りするための作法です。 お焼香の基本的な手順は  ① 自分の順番が来たら… 続きを読む 焼香

数珠

数珠は念珠とも言われ、元々お経や念仏を何度唱えたか、回数を数えるためのものとされています。 数珠の起源は諸説ありますが、古代インドのバラモン教で儀式に用いられ、この習慣をお釈迦様が仏教に取り入れられ、後に中国に伝来し、日… 続きを読む 数珠

葬儀式と告別式

葬祭部の杉上です。 お葬式のご案内をする時に、 「葬儀・告別式」 や 「葬儀ならびに告別式」 と案内をします。 本来は「葬儀(式)」と「告別式」を別個に行われていたのが、一緒に行われるようになったために「葬儀・告別式」と… 続きを読む 葬儀式と告別式

線香とロウソク

葬祭部の杉上です。 葬儀後、忌明けまでの四十九日間はお線香やロウソクを絶やさないようにと説明させていただきます。お線香は仏さまのお食事の代わりになるとされていて、ロウソクの灯は道を照らすという意味があると言われています。… 続きを読む 線香とロウソク

三月またぎ

葬祭部の杉上です。 亡くなってから四十九日法要まで、月を3つまたぐ『三月またぎ』は良くないと、聞いた事が有ります。 理由は「四十九」を「始終苦(しじゅうく)」と、「三月」を「身付き」と読み、この2つを合わせて「始終苦しみ… 続きを読む 三月またぎ