葬祭部の門脇です。
遺影写真は後々まで残るもので、ずっとその写真を飾っていくことになります。また、限られた時間の中でどの写真で作るかを決めなければいけません。葬儀となると他の事もしないといけませんので大変です。葬儀の準備として事前に写真屋で撮影しておくこともひとつです。もしくは、事前に数枚の候補を決めておくこともよいかもしれません。
写真を決める基準は、親指サイズ程の顔の大きさがあると、ぼやけたりせず綺麗に映ります。今は着せ替えだけでなく、ある程度の修正ができます。要らない部分を消す、服の襟を直す、髪を増やす、口角を上げる事もできます。しかし、修正を加える過ぎると違和感が出てくることもあります。着せ替えの合成をした場合、普段着られないような服であると、どうしても違和感が出ます。普段着であっても、故人様らしさが感じられる写真が一番です。
故人様が普段写真を撮られる機会が少なく写真が無いという場合は、運転免許証などの証明写真で作ることもできます。また故人様が老人ホームやデイケアなど行かれているようであれば写真が施設などに大体はあります。
携帯電話のカメラ機能で写真を撮る事も多くなりましたので、ご家族がお話しながら撮影されたものであれば、リラックスされた表情の一枚が撮れるかもしれません。