葬祭部の広田です。
「私のお骨は海に撒いてくれたらいいから」というお声を耳にしたことがあります。その言葉の中には「迷惑を掛けたくないから」という気持ちがあるのかもしれんせんが、実行するにはよく調べておかないといけません。
最近は散骨を選ばれる方もいらっしゃるのも事実です。しかし、気を付けないといけないのは、どこにでも散骨していいわけではありません。
自治体で散骨を禁止しているところもありますし、観光地になっている海や魚を養殖している付近だと間違いなくトラブルになります。そして「散骨」なのでもちろん故人のお骨を粉状になるまで砕く必要があります。とても大変です。費用は5万円~といったところが相場だと思いますが、それで撒けるお骨はわずかです。結局のところ手元に撒ききれなかった、または粉状にできなかったお骨が残ってしまい、それはそれで供養しなくてはいけません。散骨が簡単に安価で出来ると考えていらっしゃる方は少し注意が必要かもしれません。