にゃん(愛猫)を見送りました

葬祭部 伊藤です。

先日、14年間家族として暮らしたにゃんの「のん」を看取り、見送りました。

14年前、のんを初めて見たのは、以前勤めていた職場の敷地内の小さな溝でした。生後まもない位のにゃん達が鳴いていて、兄弟姉妹合わせて5にゃんを家に連れて帰り、里親探しが始まりました。私の子ども達2人が当時6歳、2歳でにゃんのお世話を一生懸命していました。里親が見つかる度に寂しくなり、最後のにゃんには、「のん」と名前を付けてしまいました。数日のうちに愛情が芽生え、もう手放せなくなっていたので、里親探しをやめて、うちの子になりました。それから14年。お兄ちゃんが不登校の時も、下の子がパニックの時も、傍にいてくれて、のんは助けてくれました。

看取り中は、家族が交代で付添い、仕事や学校等で誰かがいない時間帯もあったのですが、最期の時は、家族全員がいる時でした。

そして、ペット葬にも色々とある事を知りました。合同火葬、個別火葬、返骨があったり、なかったり・・・。私の住む三田市は、市営での小動物の火葬は斎場での合同火葬となり、返骨はありません。ちなみに丹波市は、柏原斎場で行う事ができ、収骨もでき、返骨いただけます。何が正解かではなく、遺された人の気持ちが落ち着く事が大事かなと思いましたので、うちは、子ども達が火葬に立ち会い、返骨もしてほしいという願いがあったので、自宅まで火葬車に来てもらいました。

玄関で出迎えてくれるのんちゃんの姿はもうないけれど、家族の心の中にはいつまでもいます。

のんちゃんにも感謝しながら、日々の暮らしを頑張ろうと思います。