葬祭部の広田です。
先日、担当させていただいた故人様は私の両親と同じ高校出身の同級生でした。とにかくアクティブな方でゴルフも大好きでした。病気をされてからもゴルフを続けていて、昨年の夏に新しいドライバーを買ったそうですが使ったのは1回くらいかなと喪主様は仰られました。故人様とはお母様の葬儀を担当させていただいてからのお付き合いで、そこで私が同級生の息子ということを知っていただけました。
それからたくさんの話をするようになり、いつか一緒にゴルフいけたらいいな、という話もしていました。その話を実現することは叶いませんでしたが、葬儀が無事に終わってからそのことを強く思い出し、喪主様に「御主人のクラブお借りできませんか？今度一緒にゴルフに行かせてください」とお願いしました。喪主様はほとんど使っていない新品同様のドライバー快く貸してくださいました。そしてラウンドするコースは故人様が会員権を持たれていて、よくラウンドしていたコースでした。
お借りしたドライバーはよく飛んでいい感じでしたが一回だけ左に曲がってしまい、木にあたり大きな音で「コーン」と響き渡ったので「あぁ、ついにＯＢしてしまったか」と思ったら、すごい勢いで返ってきていたみたいでセーフでした。「これは○○さんの力だな」と感じました。そして次のホール、そろそろ自分のドライバーを使おうと思い、打ってみるとさっきと同じように左に曲がっていき余裕でＯＢでした。私のゴルフの腕前は○○さんの力が無いとそんなもんです。笑
