葬祭部の広田です。
お葬儀の担当をさせていただいたわけではありませんが、仲良くさせていただいているお客様がいらっしゃいます。その方とは五年程前に「自分も高齢なので将来的な準備を」ということで相談を受けてからのお付き合いです。
その方は毎朝散歩されていて、散歩風景の写真とその写真をテーマにした俳句を添えてくださいます。そして、私がその俳句や写真への感想を一言二言返すのが日課になっていました。
今年の正月には家で過ごされている様子が写真で送られてきたので、新年のご挨拶をさせていただいたのですが、それから1週間経っても次の写真が来ませんでした。
年明けで忙しいのかな?お孫さんたちが来てるのかな?こちらに気を使ってくれているのかな?と色々考えましたが、今までこんなに期間が空くことはありませんでした。
結局、10日ほど経ち連絡がありました。
「半分あの世に足を突っ込みかけていましたが戻ってきました」と可愛らしいスタンプと共に送られてきました。
急いで会いに行きました。「何があったんですか!」
どうやらお正月に熱いお風呂に浸かってそのまま眠ってしまい、身体が熱された影響かわかりませんが自由が利かなくなり何もできなくなってしまって1週間以上寝たきりだったそうです。しかもほとんど飲まず食わずで。
本当に九死に一生を得たような状況だったらしいのですが、今では依然と同様に散歩して写真撮って俳句を送ってくれてます。
これからも毎日届くことを心待ちにしています。