祖父の葬儀

葬祭部の門脇です。

5月の下旬に私の祖父が亡くなり、葬儀を執り行いました。
私の地域では会館を持った葬儀社があるのですが、ほとんどは西脇市が運営している市営斎場にある葬儀場を使用します。市営の場合、葬儀の段取りや準備は隣保と当家がメインになります。それにプラスしてお手伝いしてくれる業者にフォローしてもらいながら進めます。
会館を持っている葬儀社にお願いするのに比べて、自分でしなくてはならない事が多いのですが、市営ですので使用料などに関してはとても安く、兵庫県で一番葬儀代の安い地域になるかもしれません。

私は葬儀の仕事をしていますので、知識がある分ほかの方よりは楽かもしれませんが、それでも祖父の葬儀では、私でもへとへとになっていました。改めて一人送るという事は、大変なんだなと実感しました。

正直、私は祖父の死を実感できずにいます。救急車で運ばれあと2~3日といわれた時は、すごい悲しい気持ちになりましたが祖父がしゃべるまで回復したので、もう大丈夫だと安心した後、急変したせいもあるかもしれませんし、葬儀のお別れの時に叔母が過呼吸になってしまい、その対応をしていた為に落ち着いて祖父の顔を見る事が出来なかったからかもしれません。四十九日までもう少しですが、その間に気持ちの整理が出来ればと思います。

祖父の葬儀で私は葬儀スタッフとして、家の方の気持ちなど自分の身になって再度実感することができました。それをこれから担当をする中で役立てていきたいです。