エンディングノートセミナー

葬祭部の杉上です。

2013年、もみじ市民ホールでの初のセミナー「エンディングノート書き方セミナー」を開催しました。
初の講師役でドキドキしながら行ったのを思い出します。

その時に説明させていただいたエンディングノートはアクティブノートとも言い
➀緊急時に伝えたい内容(赤のノート)
➁元気な時に見ておいてほしい内容(緑のノート)
➂死後に見てほしい内容(黄色のノート)
内容によって3冊のノートに分かれています。
エンディングノートの意味や位置づけ、各ノートを書く時のポイントを説明させていただきました。

その時の参加者のお一人が先月お亡くなりになられ、打ち合わせ中に息子さんがアクティブノートと書かれた封筒を持って来られ驚きました。その封筒にノートとは別に個人略歴とお題が付いた便箋があり、生まれた年から始まり学校のこと、お勤め先のこと、結婚のことなど様々なことが西暦とともに書かれていました。
➁の緑のノートは、主に自分のことや考えていることを書くノートになっています。略歴はノートには書ききれないと思われたのか?それとも下書きだったのか? 今となってはわかりませんが大変貴重な内容だと思い、葬儀式の後のお別れに入る前に読み上げさせていただきました。

後日、当時のセミナーの資料を見返すと私がセミナーを行った日の参加者名簿に、その方の名前が書かれていました。ご縁があった方なのだと思うと、感慨深いものがあります。

資料の中には説明中の私の写真もあり、自分で言うのもなんですが一生懸命さが分かる写真です。

↑ 11年前の私(恥ずかし~)