年賀状じまい

葬祭部の義積です。

11月に入ると年賀状を作成されるかたもいらっしゃいます。私も子供のころから年末は年賀状を書き、年初めの楽しみは友人から届く年賀状を見ることでした。しかし、一昨年まで年末の慣例として年賀状を作成していましたが、ついに「年賀状じまい」を行いました。ご自身のエンディングや環境の変化によって「年賀状じまい」をしたという方も時々お会いします。

終活をはじめて、年賀状のやり取りも今年が最後かなとお考えの方は、年賀状の文面に

「今回で年賀状を送るのは最後とします」という意味合いの言葉を添えます。

それを送ることは簡単ですがいくつかのデメリットがあります。今後新年の挨拶となる年賀状を今後やめるとなると【縁を切る】と思われがちです。 またやり取りが無くなると、相手先の環境や住所などの変化を知ることができなくなります。
私の場合はほとんどがメールやSNSで繋がっていたのでそちらに切り替えする趣旨の一文を入れました。

特に重要なのは、

①誤解を生まないように年賀状を辞める理由を明確に書きましょう
②このお知らせは全員に出しているという言葉を入れます。
③縁を切るという意味ではないので「今後ともよろしくお願いいたします」という言葉を添えましょう。

以上の点を入れられると、相手の気分を害することなく「年賀状じまい」ができます。おかげで私もSNSだけで年始のご挨拶を済ますことができ、とても気持ちが楽になりました。