葬祭部の門脇です。
今年も去年以上の暑い夏になっていますが、よくお客様に言われる事で「こんなに暑かったたら亡くなる人多いんじゃない?」と言われます。真冬と真夏が多いイメージがあるようですが、実は違います。私の経験上では真冬は確かに一番亡くなるのが多い時期ですが、真夏は意外と少なかったりします。私の観点ですが、少ない時期は5~9月で多い時期が10~4月です。もちろん違う年もありますが、全体的にはこんな感じです。
理由としては、一度病院の先生と話をしたのですが「人間は湿気が多いほうが呼吸がしやすい」そうです。なので葬儀屋の中では「雨の日は葬儀の依頼が少ない」という言われが昔からあります。逆に空気が乾燥していると風邪などにもかかりやすく、病気になりがちです。もちろん冬は肺炎であったり、ヒートショックによる心筋梗塞も多くなります。そう言う背景もあり真夏である7・8月はそこまで葬儀の多い時期でなかったりします。ちなみにその中でも梅雨の6月が特に亡くなる方が少ないといいます。「6月は田植えがあって、みんな頑張るので元気」という話もありますが、すごしやすい気温と雨による湿気のおかげだと思います。
上記の事はよくお客様に聞かれる事なので、今回その返答をしてみました。