葬祭部の板垣です。
皆さんは「往生する」という言葉をあまり使われる事はないと思います。使用されたとしても、長生きされた方に対して「大往生された」とかだと思います。一般的に「往生する」は閉口する事、困り果て諦める事、また死ぬことの意味があります。
私も普段使用したりしないのですが先日、たまたま「極道の妻」など任侠映画のPVを見た時に、組の若い構成員が「○○組長、往生せいや!」と鉄砲玉といわれる暗殺を遂行する時に使用したりしているのであまり良い響きの言葉だとは思っていませんでした。
しかし、きちんと意味を調べると仏教では【この世の命が終わって、別の世界(仏の住まう世界)に生まれる】などの良い響きの意味があることを知って、「往生」という言葉に持っていた良くないイメージを払拭することが出来ました。
人によって色々な解釈があるとは思いますが、良くないイメージを持っている言葉であってもその時々によっては適切な言葉になったりもしますので時間がある時に調べてみても良いかもしれません。