義父からのお願い(終活)

葬祭部 伊藤です。

 私が葬祭業に携わる前までは、家族で終活の話をした事はありませんでした。それが、急に(?)主人&義父が終活について話すようになりました。
 
 現在、主人の実家(戸建て)には、義父&義母&私の娘(夏華)が住んでおり、主人&私&長男(海哉)は近くのマンションで生活しています。
 先日、義父(73歳(たぶん))が前触れなく、「かおり(義妹)が介護してくれて(現在介護職員)、さちえさん(私)が亡くなった時の事をしてくれるから、その辺何も心配いらんな。雅浩(主人)は、葬儀が終わったら、親戚に事後報告しといてな」と話し始めました。すると主人も「そうなったら、おかん(義母)が実家で1人になるから、マンションから引っ越そうと思ってる(夏華がその時何処で生活しているか不明と仮定して)」と言い出して・・・・
 
 ちょっちょっちょっと待って~、私の心がついて行ってないけど~

 今まで終活について家族で会話してこなかったけれど、それぞれ考えていたんだなと初めて知りました。私も、もう50歳だし、母親が亡くなった年齢まで後11年だし、少しづつ考え始めた方がいいかなと思いました。そして、自分にとっても家族にとっても大事な終活は、1人で考えるだけじゃなくて、家族で話して、想いを知っておく事が大事だなと思いました。子どもにも伝えておかないといけない事があるし、捨てておかないといけない物が沢山あるし・・・
 
 プチパニックになりそう~ でも大事な事だし・・私の心ついていくかなあ・・・ 
 私の転職をきっかけに、家族の会話が増えたのは面白いし、それが人生の終わりに関する事っていうのも、意味深いなあと嬉しい気持ちになっています。