葬儀で注意する事

葬祭部の門脇です。

葬儀の際に親族内で喪家と揉めたり陰口を言ったりする場面をたくさん見てきました。

10年くらい前は、一番揉めるといったら焼香や供物の「順番」でしたが、最近では順番を気にされる方は少ないです。では、今は何がトラブルとして多いのかというと「料理」と「供物」の件です。

料理は通夜・葬儀・仕上げの3回をするのが昔では当たり前でしたが、最近では葬儀の形によっては省く方も出てきました。それに対して「〇〇さんの葬儀の時は食事がでなかった!」「お弁当が小さかった!」など裏で文句を言われていたりするのをよく聞きます。

供物に関しては依頼の有無で発生します。正直これはどうしようもないのですが、親族に供物を依頼しないと後から「言ってくれなかった!」と言われ、逆に依頼をすれば「催促してきた!」「出させられた!」と言われる …なんていう話を聞きます。

ではどうすれば?となると、一番は故人の本家など年配の方など親族の中で一番発言権が強い方に取り仕切ってもらうのが理想です。そういった方は順番などについて詳しいので間違いも起こりにくいし、後ろ盾になって頂けます。