葬儀のこと考えたくない!

葬祭部の杉上です。

私の父は幾度となく大病をしましたが、おかげさまで今年87才になります。
一昨年は入退院を繰り返し心配な日が多く有りました。
昨年は体調が崩れることが無く安心な日々を過ごせていたのですが、年末に帯状疱疹が出て入院をすることになりました。ひと月未満の入院で済みましたので家族そろって年末年始を迎えることが出来ました。
ただ帯状疱疹の後遺症の激しい痛みに時々襲われるようで辛そうでした。

辛そうな姿を見たり、朝必ず決まった時間に起きてくる父が起きてこないと、ふっ!と「もしかして!?」「このまま体力が落ちたら!?」と葬儀のことを想像してしまいましたが、次に私の気持ちに有ったのは「葬儀のこと考えたくない!」でした。

チラシやブログなどで、葬儀に関する相談にお越しくださいとご案内していますが、相談に行こうというのは腰が重たい話で、自分がその立場になると良く分かりました。

人は誰しも必ず死を迎えるので、いつかは‥‥と頭の中では分かっているのですが、大事な家族のこととなると考えたくないものですね。

最近の父は帯状疱疹の痛みが少なくなってきたのか、辛そうな姿は見かけなくなりました。いつもの父に戻ってからは私も以前のような気持ちが減っています。父が元気なうちに、少しだけどんな葬儀にするか考えて、いざと言う時に段取り良く動けるようにしたいと思います。