ドライアイス

葬祭部の門脇です。

「故人様が入ったお柩のそばで遺族の方が意識不明の状態で発見され、その後死亡が確認された」というニュースを聞きました。原因は、棺の中のドライアイスでした。ドライアイスは二酸化炭素の個体で、外気に触れると-78.5℃の固体から直接気体に変化(昇華)し、二酸化炭素として空気中に漂います。二酸化炭素は空気より重いため棺の中に溜まります。そこに顔を入れたり、近づけることによって二酸化炭素中毒になってしまうのです。

葬儀社のほとんどがドライアイスを使用していますので、葬儀後のお別れの際にはお気を付けください。私ども、もみじ市民ホールではドライアイスを使わずスーパーアイスという冷却材を使用していますので二酸化炭素は出ません。ご安心ください。