葬儀が終わって、四十九日の忌明けまで遺骨を安置する祭壇のことを言います。
遺骨の他に、遺影写真・供物・お膳・白木位牌。経机には花・線香・灯明などを置いて供養します。その際、お線香の灯を絶やしてはいけないと言われます。これは、亡くなると現世から来世への死出の旅が始まりますが、その間の唯一の食べ物がお香であるという説から来ている、と考えられます(宗派によって異なります) また、故人の霊が迷わないようにとも言われています。
しかし、現実には四十九日間お線香を絶やさないというのは無理な話ですので、巻線香を使っていただいています。それでも火の元には十分注意が必要ですので、お出かけの際には消して行かれることをおすすめしています。お線香を絶やさないことにとらわれるよりも、心を込めてお参りすることが大切で、故人様も喜ばれると思います。