新米スタッフ日記5 -研修編-

葬祭部の義積です。

前回に引き続き、柴田典子先生をお迎えしてスタッフ研修を行いました。
今回もたくさんの事を勉強しました。その中で印象的だったのが

「人は亡くなると魂はどうなるのか」

という先生の問いかけでした。

私は人が亡くなり体が動かなくなっても魂は家族の周りにいて、ある期間が過ぎると次の世界に行くと思っています。

ご遺体は動かなくても「物」ではない。まして残された家族にしてみれば「物」と考える方はおられないでしょう。

その気持ちの違いで、ご遺体を扱う仕草が変わっていくとのことでした。

確かにそうですね。

他にも病院へお迎えに行き、搬送する練習をしました。ご遺体を運ぶストレッチャー(コマの付いたベッド)の使い方です。

スムーズに動かしたい所ですが、うまく動きません。それでも、何回か練習するとなんとか動かせるようになりました。車に載せる練習では、施工部の人にご遺体役をしてもらい
何回もやりました。数原さん、ありがとう。

今回も盛りだくさんの内容で頭がいっぱいいっぱいになりました。憶える事がたくさんでなんだか不安になってきました。

しかし研修後、柴田先生を駅まで送りに行く車の中で先生が「大丈夫。練習すれば必ずできるから」と優しく言ってくださり

「頑張ろう!」

とすぐに気持ちが沸いてくる単純な私…。