葬祭部の門脇です。
喪主になる方の世代が変わるにつれ、お別れの仕方を重視する方が増えてきました。ホール葬が主流になり、時間と気持ちに余裕が生まれたことが要因だと思います。私もこの仕事を初めてから16年が経ちますが、お客様の考え方も変わってきている印象を受けます。都会になればさらに顕著になり「安置葬」もあります。安置葬とは通夜・葬儀を執り行わず、ご遺族が希望する日数まで安置します。「〇日までは、この部屋にいるので、お別れを希望される方は、それまでにお別れしてください。」と案内して自由な時間にお別れする形です。
現在、逝去から火葬までは2~3日というのが主流です。しかしこの日数では気持ちの整理がつかない、身内の死を受け入れる事ができない方は喜ばれるお別れの形だと思います。
葬儀の形はどんどん自由になっていきます。ご遺族の希望される葬儀を柔軟に対応し、提案していける葬儀社でありたいと思います。