お葬式が始まる前に司会者より「只今より、故○○○○様の葬儀・告別式を執り行います」案内をします。
宗派によっては、葬儀式や葬場祭等と言いますが、よく聞かれるのが「葬儀・告別式」だと思います。
実は葬儀と告別式って、昔は分けて行っていました。
葬儀はご自宅で、告別式はお墓でしていました。
現在ではお墓へは行かず、出棺後は火葬場へ行きますよね。
葬儀社が中心となり式進行を執り行うために1時間の間に葬儀・告別式を行うようになりました。
では、どこまでが葬儀で、どこからが告別式かをご存知でしょうか。
式中に導師様が席を立たれ、椅子を後ろへ引かれる場面をご覧になられたことがあると思います。
そこが基準です。立たれる前までが葬儀、その後からが告別式です。
ご参列された時に、少し気にしてみてください。