葬祭部の広田です。
「ずーっとずっと大好きだよ」という絵本をご存知ですか?
私がこの絵本に出会ったのは5年程前の事です。
何気なく本屋で手にとって読んでみたのですが、絵本でここまで感動を得たのは初めてでした。
内容は、男の子が飼っていた犬が亡くなってしまうというお話なのですが、大変愛情溢れた作品となっています。
男の子はその犬の事が大好きでした。だから男の子は毎日「大好きだよ」という言葉を犬に伝え続けました。言葉で伝えてきたからその犬にもちゃんと気持ちが伝わり、犬も男の子の事を好きになりました。犬が亡くなった時、男の子はもちろん悲しみましたが、そこまで深い悲しみではありませんでした。何故かと言うと毎日「ずーっとずっと大好きだよ」と伝えていたから。というお話です。
意味が理解できない方もおられると思います。ですが私自身、絵本を読む前から猫を飼っていて私に一番懐いてくれていましたので、この絵本を読んでからはその猫に愛情を言葉で伝えるようにしました。今年その猫は亡くなりましたが、私の気持ちもその男の子と全く同じ気持ちでした。
私がこの絵本を読んで再確認させてもらった事は、自分の気持ちは仕草や態度では相手に伝わりづらかったり誤解を生むこともあるので、本当に伝えたい気持ちは言葉で伝えた方が相手にはちゃんと伝わります!!ということです。
なかなか恥ずかしかったり照れくさかったりで伝えにくいかもしれませんが、大事な事だと私は思います。残念ながら私の説明ではこの絵本の素晴らしさを完璧に表現できそうにありませんので、興味を持たれた方は是非読んでみて下さい。
広田