46年ぶりの遺影写真

葬祭部の杉上です。

ご葬儀を担当した方から「母の遺影写真を作りたい」と連絡が有りました。ご葬儀でお作りした遺影写真が気に入らなかったのか?と疑問に思いましたが「義理の母の遺影写真を見ていると、早くに亡くなった母の写真がかわいそうで新しく作りたい」とのことでした。

昭和の頃の遺影写真は、元の写真を礼服に交換し修正するだけの物でした。平成になってから、より美しい遺影写真を追求するようになり修正技術が発達しました。令和になってからは、更に技術が進歩しました。ピンボケの写真もよみがえらせることが出来るようになっています。

葬儀の打合せ中には「私の母はとても可愛らしい人だったのよ」とお聞きしました。お母様の生前の元気な頃の写真をお預かりし、出来上がった遺影写真をお届けすると大変喜ばれました。46年ぶりに仕上がったお写真は、色白の綺麗な女性が優しい微笑みをされていました。