葬祭部の佐々木です。
前回ブログを書いていた時にふと、
「先立たれた男性はどうして弱ってしまうんだろう?」
と、気になったので調べてみました。
とあるアメリカの大学の研究では、妻に先立たれた男が早死にする確率は、平均より30%も高いという結果が出ていました。
妻と離別した男性は平均余命が9年、死別は3年以上縮まるという研究データがあります。
逆に、夫に先立たれた女性には、こういった傾向はほとんど見られないようです。
男性側としては深刻です…。
何故こういった結果になってしまうのか…。誰だってできる事なら健康に長生きしたいですよね。
平均的には女性の方が、男性よりも多趣味で、友人も多い事が関係しているそうです。
確かに男性でこれといった趣味が無く、仕事に打ち込んでいる方は、どうしても仕事上の付き合いの方が多くなっていきます。
そういうわけで、定年後のほぼ唯一の人との関わりである「妻の死」という大きなストレスを発散できず溜め込み、結果体を壊す事になってしまうのでしょう。
逆に女性は趣味や友人でうまく分散していくので、あまり影響がなくなるということですね。
…となると、男性はもっといろんな所で人間関係を分散したり、趣味などでやりがいや楽しみを見つけるといいのかもしれません。
まぁ性別に関わらず色々なお付き合いをしたり、何か楽しい事を見つけたり、色々な所に出かけたりする事が多い人は、やはり若々しくエネルギッシュに感じます。
そういう関係性や趣味作りも、人生を楽しむこと…そして後には終活に繋がるのでしょう。
亡くなった後も「こういう人だったな。これが好きだったな。」なんて偲んでもらえたら素敵ですね。
自分も何かそういうものを見つけて、一日一日を楽しく過ごしていきたいです。