葬祭部の杉上です。
弔辞とは、故人の死を悼み、弔いの気持ちを伝える最後の別れの言葉ですが、それだけではなく、故人の生前の業績や人となり、経歴を参列者に伝えるという役割を持っています。そのため、故人と親しかった方や、付き合いの長かった人に依頼されることが多く、もし弔辞を依頼された場合は、特別な理由がない限りはできる限りお応えして、自分の言葉で、故人との思い出を語ることが何より素晴らしい弔辞になります。
先日、お手伝いさせていただいた葬儀の故人様は、学校の先生でした。
たいへんの多くの方が会葬に来られ、故人様が生前、人とのお付き合いをとても大事にされていたことがよく分かりました。
そして生前に同僚の方と教え子で後輩のに弔辞をお願いされておられました。
どちらの方の弔辞も、とても素晴らしく、故人様の生前のことを知らない私に、どんな方かしっかりと伝わってくる内容でした。
私もこんな素敵な先生に、教えて頂きたかったなと思いました。