葬祭部の奥川です。
「終活って何から始めたらいいの?」と質問を受けますが、特に決まりはありません。
終活は、人それぞれで、その方が始めたいことから始めるのが一番です。
例えば、これから先に起こりうる事を考えてみましょう。この先、ずっと健康でいるとは限りません。
病気をして入院すると、お金も必要になります。皆さんは生命保険に加入しているから安心と思われているかもしれませんが、もし自分の意識が無くなったらどうでしょう。
生命保険の会社名や証書の置場所、家族が延命治療が必要なった場合どうするかご家族で話し合われていますか?終活とひとことで言っても沢山の事柄が出てきます。
終活は、ご自身だけではなく、ご家族のためでもあります。
面倒な事でも楽にできるツールにエンディングノートがあります。エンディングノートには延命治療の意思、介護が必要となった時に家族にどうしてほしいのかなど、
ご自身の思いを家族に残すことができます。またご家族からするとご自身の意思を尊重しながら介護することができます。
エンディングノートには病気や死後の事を書くだけではなく、楽しい事を書く欄もあります。
人生の終わりではなくこれから悔いのない人生を送るためのものにもなります。
私はセミナーで「これからやりたい事や今まのでやり残したことをしっかり思い出し実現してください。」とお伝えしています。ご自身はもとより、
ご家族にとっても最後まで明るい気持ちで生活してもらいたいですね。